ボリンジャーバンドとはテクニカル指標の一つで、FXでは良く用いられます。まず基本的な使い方についてみていきましょう。中心に引かれているラインは移動平均線です。そして、そこから上と下にいくつかのラインが引かれています。それぞれの幅は「標準偏差」の値の違いがあります。

標準偏差の値をシグマで表すことが多いです。移動平均線の一つ上にあるものをプラス1シグマライン、その上がプラス2シグマライン、その上がプラス3シグマラインと移動平均線より下にあるものをマイナス1シグマライン、マイナス2シグマラインと呼びます。

標準偏差と言ってもわかりにくいともいますが、これは確率を表した距離の基準です。ですから、1シグマよりも2シグマの方が起りにくく、2シグマよりも3シグマの方が起りにくいです。だいたいこのように思っておけば、手法を理解しやすくなります。

FXで順張りをする場合を考えて見ましょう。プラス1シグマラインからプラス2シグマラインの間に為替レートが推移している場合、上昇圧力があると判断するのが妥当です。これが続いていれば、上昇トレンドにあると判断します。同じように、マイナス1シグマラインとマイナス2シグマラインの間にある場合には下落トレンドとみるのが一般的です。このようにして判断をするのが良いです。

FXでボリンジャーバンドを使う場合のおすすめの見方として「3シグマの反転」があります。3シグマというのはかなり起りにくい状態だと言えるでしょう。ですから、反転しやすい状態にあります。勢いづいて上昇した場合、プラス3シグマラインに達すると過熱感から売られることがあります。ですから、上昇トレンドにあるときにプラス3シグマに達すれば押し目を形成しやすいです。同じようにマイナス3シグマラインに達すれば吹き値を形成しやすいと考えられます。

もう一つ知っておくべき事がボラティリティです。FXではボラティリティがどれくらいあるのかを判断することは必要なことの一つですが、ボリンジャーバンドは一目でこれが確認できます。ボリンジャーバンドの幅が広くなっているときにはボラティリティが高く、狭くなっているときにはボラティリティが低いと判断できます。
このように便利なのですが、状況によって見方を調節していくことが必要です。たとえば、設定期間が異なれば全く異なったチャートになることもあります。通貨ペアや相場の状況に合わせて期間を設定していくことが必要です。