FXでは、為替相場が変動することで利益が出たり損失を負ったりします。

要人の発言や指標、有事などによって為替相場が急変してしまうことがあります。

 

その時慌てて今のポジションを決済したり、

証拠金を入金しようとしても間に合わず、

レバレッジを保つための証拠金が不足してしまい

現在の口座の残高よりも含み損の方が多くなってしまうと、

不足している金額を追加で入金しなければなりません。

 

これが追証と言われるもので「追加で証拠金を入金する」の頭の文字がとられて

「追証」と呼ばれています。

「今持っているポジションを売ってしまって損失を固定したくないなら、

証拠金を追加で入金して」ということになります。

そのまま放置しておけば今持っているポジションは強制決済となり、

損失が固定されてしまいます。

 

その時に口座の残高がマイナスの場合には、

その損失を補てんするために入金しなければなりません。

大きな相場の変動があった場合には、払いきれないほどの損失が出てしまいます。

これらは国内FXでの話です。

 

海外FX口座の追証は?

では、海外FXではどうかというと「追証なし、0カット」を導入しているところが多くあります。

口座の残高がマイナスになった場合、その損失を顧客に請求はしない、

というのがハイレバレッジでの取引が当たり前になっている海外FXの特徴です。

 

相場が大きく変動した場合には為替相場はパニックになるため

ロスカットをしようと思ってもできなくなってしまいます。

そのような強制的なロスカットが行われず口座残高がマイナスになった時には

顧客の残高を0に戻してくれるため、

口座がマイナスになってもその損失を顧客が支払わなければならない必要がないため、

相場の急変時にも大きな不安を抱えずに済むという大きなメリットがあります。

 

過去に追証が発生したパターンとは?

追証(0カット)の有無が明暗を分けた体験談はたびたび投稿されています。

例えば東日本大震災の翌週、ドル円が日本時間の明け方に急落しました。

このことから多くの人が追証を求められることとなりましたが、

海外で取引をしていた人は口座残高がゼロになっただけで済みました。

 

また2015年にはスイス中銀が突然対ユーロでの防衛ラインの撤廃を宣言しました。

このことからユーロが急落、スイスフランが急騰することとなりました。

このときも国内で取引をしていた人は多額の借金を背負ってしまったのにたいし、

海外FXをしていた人は口座残高がゼロになっただけで済みました。

 

しかし海外では処理が追いつかず、

会社が破綻してしまったり経営難に陥ってしまった会社も存在しています。

海外で取引する場合は取引する会社の財務状況についても注意しておきましょう。

倒産した場合でもライセンス保有会社であれば補償はありますが、

全額補償されないケースもあるためです。

0カットを導入していない会社もあるので、

口座開設前にしっかり確認しておきましょう。